1.軟骨魚類と研究の現状
島国である日本の近海は地域あたりの軟骨魚綱(類)の種数が多く、古くから豊富なサメ・エイ資源に恵まれてきた。フカヒレはもとより多くの種が世界中で食用とされているが、日本においても例外ではなく、煮付けや和え物、エイヒレなどの干物、刺身、はんぺんなど色々な食べられ方で食文化に根付いている。軟骨魚綱Chondrichthyesは全世界で約1200種が同定されており、分類学的にはサメ類Selachiiとエイ類Batoidaeを含む板鰓亜綱、そ……
このエントリーを表示する権限がありません。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。