日本の鳥類の科学的研究は、Siebold’s Fauna Japonica、Aves(Temminck & Schlegel, 1844-50)から始まったとされるが[1]、日本産鳥類の分類学的研究にはいくつかの特筆すべき時期がある。まず第一は前出の著書が出されてから明治の中頃までで、外国人が独占的に日本産鳥類を研究した時期である。この時期に、日本で生息する鳥類種の大半については新種の発見及び記載がほぼ終わっている[1]。その後、1981年にヤンバルクイナGalli……
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