アホウドリ復活への歩み
外洋性の海鳥は、保全の必要性が国際的に強く叫ばれる鳥類群の中で、とりわけ多く絶滅危惧種を含むグループである。中でもアホウドリ科の鳥類はその割合が最も高く、全22種中15種が絶滅危惧種に現在指定されている。彼らをこのような危機的状況に追い込んだ主な要因は漁業活動中の混獲であるが、そのほかにも、営巣地に持ち込まれた移入種による捕食が問題となっていたり、温暖化がもたらす海面上昇による営巣地の水没、海上で摂食する汚染物質やプラスチックの体内蓄……
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