金融の世界現代史
凝集する富・グローバル化する資本取引・派生される証券の実像
[編]国際銀行史研究会
B6サイズ/696ページ/4000円+税/978-4-909383-01-3
/2018年4月18日発売
度重なる危機を経験しても、なお膨張し、世界史を誘引し続ける金融という営み。主に戦後期から現代にかけ、金融取引が国境を越えて発展する様子、高度に複雑化しつつ、実体経済さらに実社会・政治・生活面にも影響を与えてくる様を、12の国・地域および国際的な経済事象を通して、豊富な写真やイラストとともに詳述。
イラスト講義・世界経済
不透明な国際情勢を読み解くための政治経済学
[著]清水習
B6サイズ/448ページ/3600円+税/978-4-909383-02-0/2018年5月25日発売
発展する国際金融市場や取引のグローバル化、経済格差の拡大や新たな保護貿易など、現在起きている世界の主要な経済イベントの仕組みや歴史的流れについて、学問の街・京都と世界各国の都市を舞台に、とある大学のイギリス帰りの先生が、得意のイラストと軽快な語り口で解き明かす!
スポーツの世界史
[編著]坂上康博、中房敏朗、石井昌幸、高嶋 航
B6サイズ/652ページ/4500円+税/2018年10月1日発売/ISBN978-4-909383-04-4
本書は、専門家向けの論文集でも、また事典や教科書でもなく、読み物として面白い一般読者向けの「スポーツで読む世界史」をめざした。《面白さ》の中身はさまざま。ナショナリズム、アイデンティティ、ジェンダー、メディア、植民地、暴力、人種、民族、階級、市民、国民統合、政治的利用―それぞれの国や地域の歴史的な特徴を示すような魅力的なテーマや視点、興味深いトピックスやエピソードなどをふんだんに盛り込んだ。 スポーツを通した世界史との新たな出会いがここにある。
スポーツがつくったアジア
[著]シュテファン・ヒューブナー 、[訳]高嶋 航・冨田幸祐
B6サイズ/548ページ/6000円+税/978-4-909383-00-6/2017年11月13日発売
圧倒的なパワーと影響力により、スポーツを通して試みられた欧米による西洋的価値観の移植戦略と、それに応じてとられたアジア各国の近代化戦略。両者の間の複雑なダイナミズムを跡づけるグローバルヒストリー。
エネルギー資源の世界史
[編著]松島 潤 執筆=川崎達治、窪田健二、鈴木秀顕、高橋豊、冨田新二、早坂房次、林農、松田智
B6サイズ/456ページ/4000円+税/2019年4月15日発売/ISBN978-4-909383-10-5
人類祖先による効率的なエネルギー利用の始まり、農耕の成立とエネルギーの貯蓄分配、産業革命期におけるエネルギー変換技術の革新、さらに利権の占有を目指す国際企業の盛衰とパワーバランスをめぐる国際政治の動向など、エネルギー利用技術の進歩と同時にその歴史背景と世界史へのインパクトを、貴重な図版資料や詳細な解説とともに描き出す。(オンライン版では多数のコラムも収録!)
うつくしの街 川越
[監修]山野清二郎・松尾鉄城、[編集企画]寺島悦恩・小林範子
B6サイズ/400ページ/2500円+税/2019年6月30日発売/ISBN978-4-909383-11-2
祭、城、寺社から美術、舟運、まちづくりまで。 一大観光都市となった今の川越をかたちづくる江戸から令和までの歴史を、研究者や商家をはじめ15人が紡ぎ出す言葉を手掛かりにディープな川越、そのアイデンティティに直に触れる