金融の世界現代史
凝集する富・グローバル化する資本取引・派生される証券の実像
編=国際銀行史研究会
/2018年4月18日発売
度重なる危機を経験しても、なお膨張し、世界史を誘引し続ける金融という営み。主に戦後期から現代にかけ、金融取引が国境を越えて発展する様子、高度に複雑化しつつ、実体経済さらに実社会・政治・生活面にも影響を与えてくる様を、12の国・地域および国際的な経済事象を通して、豊富な写真やイラストとともに詳述。
【目次】
第1章 アメリカ
第2章 イギリス
第3章 ドイツ
第4章 フランス
第5章 日本
第6章 中国
第7章 香港
第8章 韓国
第9章 タイ
第10章 アジア通貨・金融危機
第11章 インド
第12章 アルゼンチン
第13章 イスラム金融
第14章 欧州通貨統合
第15章 ユーロ圏
第16章 国際金融市場
【筆者紹介】
第1章 鈴木俊夫:帝京大学経済学部教授・東北大学名誉教授
第2章 小林襄治:元青山学院大学経済学部・専修大学経営学部教授
第3章 赤川元章:慶應義塾大学名誉教授
第4章 矢後和彦:早稲田大学商学学術院教授
第5章 粕谷誠:東京大学大学院経済学研究科教授
第6章 城山智子:東京大学大学院経済学研究科教授
第7章 蕭文嫻:大阪経済大学日本経済史研究所研究員
第8章 李明輝:梨花女子大学校経済学科教授
第9章 布田功治:東海大学経済学部講師
第10章 入江恭平:中京大学経営学部教授
第11章 西村雄志:関西大学経済学部教授
第12章 北林雅志:札幌学院大学経営学部教授
第13章 糠谷英輝:広島経済大学経済学部教授
第14章 小島健:東京経済大学経済学部教授
第15章 赤川省吾:日本経済新聞社欧州総局編集委員
第16章 菅原歩:東北大学大学院経済学研究科准教授