カエデチョウ科という名前こそあまり知られていないかもしれないが、じつはこの分類群には、飼鳥愛好家にとっても生物学者にとっても、非常に馴染み深い鳥が含まれている[1][2]。たとえば、「飼ったことがある小鳥」としてよく名前が挙がるのは、年配の世代ならジュウシマツ(十姉妹)、比較的若い世代であればブンチョウ(文鳥)かもしれない。また、鳥類の中でゲノム解読が行われたのは、ニワトリについでキンカチョウが二番目であったことは、キンカチョウがモデル動物としてどれほど生物学において重要かを……
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