第12章 化石から類推する 鳥類の繁殖方法の進化

(筆者:田中康平)

現在の鳥類にみられる繁殖方法は独特である。巣の中に硬い卵殻の卵を産み、孵化までの間、親が卵を温める。親鳥はときどき卵を回転させ(転卵という)、一定の温度を卵に与え続ける。この一連の繁殖スタイルは、ほとんどすべての鳥類に共通しており、爬虫類や哺乳類にはみられない。誰もが知っている、鳥の繁殖方法の「基本形」である。

この鳥らしい繁殖方法は、極めて確立された方法である。現在、世界にはおよそ1万種の鳥類がいるが、大雑把にいえば……

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