爬虫類の脳の外観は他の羊膜類のグループ(哺乳類と鳥類)とはいくつかの点で異なっている。まず、哺乳類や鳥類がよく発達した大きな終脳半球(大脳半球)を持っているのに対し、爬虫類のそれはそれほど発達していない印象を受ける。爬虫類の終脳には哺乳類に見られるような皺(脳溝と脳回)が見られる場合があるが、その発達は悪い。ただし、嗅球はよく発達している。一般的な羊膜類では、嗅球は主嗅球と副嗅球というふたつの部分に分かれている。主嗅球は嗅上皮から送られてくる神経(嗅神経)の入力を受け、一般的な匂い物質を受容する役割……
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