脊椎動物は海で誕生した(→1.2脊椎動物の誕生)。その後胸びれが進化して脚になり、約4億年前に陸上に進出した系統が、四足類(tetrapods)である。四足類に近縁な魚類にシーラカンスと肺魚があるが、分子系統研究により、肺魚がより四足類に近縁であり、その次にシーラカンスが近縁であることが確定した。四足類は大きく両生類と羊膜類に分けられるが、両生類は尾のないカエルの仲間(無尾類)と尾のあるイモリやサンショウウオの仲間(有尾類)に大きく分かれる。羊膜類は約3億年前に、爬虫類・鳥類の系統と哺乳類の系統に分岐した。かつては並立されることの多かった爬虫類と鳥類だが、爬虫類の仲……
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