の1つであり、染色体上の2箇所で切断されたDNA断片が同じ場所に逆向きに挿入されることによって起きる、染色体組換えの一形態である。ヒトゲノムでは、5塩基対から染色体の大部分にわたるまで多様な規模の逆位が報告されている。核型の変化が認められる逆位は国際規約(International System for Human Cytogenomic Nomenclature; ISCN)に則って表記される。たとえば、9番染色体の短腕p13の位置から長腕q12の位置にわたる逆位は、“inv(9)(p13q12)”と記載される。大規……
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