エネルギー代謝の中心は炭水化物(糖質)である。糖は消化吸収されやすく、体内で代謝されて細胞のエネルギーとして利用される。グルコースは、解糖系に入り乳酸に分解される。その中間代謝物のピルビン酸はTCAサイクルと電子伝達系で代謝され、ATP合成に利用されるほか、貯蔵型であるグリコーゲンとなる。グルコース以外の糖も、解糖系で中間体に変えられ、他のエネルギー代謝経路に合流する。エネルギー代謝経路は糖タンパク質や複合糖質の基質となる糖ヌクレオチドの代謝、さらにはタンパク質や脂質の代謝とも繋がりを持ち、代謝の要となる役割を担ってい……
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