ヒトの血液は「赤い液体」であり、その赤色は血液中に存在する細胞成分の中で最も多く存在する赤血球の存在による(1μLの血液中には、白血球6000〜8000個、血小板15万〜30万個に対して赤血球は400万〜500万個存在する)。赤血球の特徴として、大きさは直径が約7〜8μm、厚さが2μm程度の、中心部が窪んだ円盤状の形態を持ち、血小板と同様に核のない細胞である。細胞質には、赤色のヘモグロビンを含んでいるため、赤血球は赤色を呈している。
ヘモグロビンは赤血球重量の1/3を占めていて残り……
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