コラーゲンは、多細胞生物で、細胞と細胞の間を埋め、細胞の足場となる物質(細胞外基質)の主成分となるタンパク質である。人体の総タンパク質の25〜30%を占める。皮膚(真皮)、血管、靭帯、腱、骨、軟骨など結合組織に多く存在し、さまざまな場所で多彩なはたらきを持つ。ちなみに、ゼラチンは、動物、魚などの皮膚、骨などから抽出したコラーゲンを高温で変性させたものである。コラーゲンタンパク質は種類が多く、遺伝子やそのはたらきなどから、現在、I型〜XXIX型に分類されており、40種類以上……
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