はじめに
川越の町づくりは、江戸城を築いた太田道真、道灌父子が扇谷上杉氏の居城として、長禄元年(一四五七)に川越城を築いた頃から始まったといわれているが、今日の町割の基礎は、松平伊豆守信綱(一五九六〜一六六二)が川越城主になった時に確立された。信綱は、寛永一五年(一六三八)の大火で灰燼に帰してしまった川越の町を新しい町割でよみがえらせたのである。
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