筆者:井手竜也
クヌギに実った謎のどんぐり
夏から秋にかけて、クヌギの枝にはとげとげとしたイガ帽子(図1右上)をかぶった大きなどんぐり(堅果)が実る。はじめ帽子におおわれていたどんぐりの実は、成熟するにつれて顔を出し、緑色だった皮が茶色く堅くなったころ、地面に落ちていく。ところが、秋の終わりになっても枝から落ちずに残ったどんぐりがある。よく見ると、帽子を深くかぶっているのか、茶色の実の部分は見えていない(図1左上)。やがて季節が冬を迎えたころ、イ……このエントリーを表示する権限がありません。
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