筆者:岩淵喜久男
多胚性寄生バチとは?
哺乳類のなかでも、南米にすむココノオビアルマジロは、とりわけユニークな生殖様式を持つことで知られている。この仲間は、出産のときに常に4つ子を産む多胚性動物なのである。 一般にほとんどの動物では、1個の卵子からは1個体が作られるが、ココノオビアルマジロの場合には、1個の卵子から4個の胚子が作られ、それぞれの胚子が胎児となり誕生するのである。そのため生まれた子どもたちは遺伝子型が全く同じ、いわゆるクロー……このエントリーを表示する権限がありません。
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