新しいズボンは推奨者の姓からブルーマーと呼ばれるようになり、動きやすい靴と一緒に、次第に広まってゆく。
19世紀後半には、女子大学でも野球が始まり、19世紀末になるとバスケットボールが流行した。
上流階級の女性は閉鎖的な社交クラブのコートで、ブルーマーを着用してスクワッシュやテニスの腕を競い合い、労働階級の女性の中には、競走、ボクシング、レガッタなどで名をあげる者も出現した。
また中産階級の女性を中心にクローケー(ゲートボールの原型)が大流行し、家庭やリゾート地で、ふくらんだスカートをたくし上げて脚を見せて行なうプレイがセンセーションを巻き起こした。