『珠玉の昆虫標本–江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション』展、2018年7月13日(金)in東京大学総合研究博物館1F展示室内
主催者の矢後勝也先生に招待状をいただいて出席致しました。
矢後先生の冒頭のスピーチにもありましたが、昆虫学の嚆矢とも言える本学の展示内容、その標本の潤沢さは、タイトル通り、江戸期以来の昆虫研究の結晶を見るかのような気分に浸されました。
標本を通して、収集家の息遣い、探究心、小さき生き物への畏怖、といったものを感じます。
研究の歴史は、研究者の歴史とも言えるのでは。
入館料無料でこれほどのハイクオリティーの展示内容は、なかなか他にはないもので、事務所も近いですし、また拝見しに行きたいと思いながら退館しました。
*写真:ブータン国王から寄贈されたブータンシボリアゲハと館内の様子