「クモを狩るハチたち」の章の筆者、清水晃先生(首都大学東京)に、「原稿作成の段階でこぼれ話のようなネタがありましたら、写真付きで送ってもらえないですか?」と相談。
標本の話をしていたので、昆虫標本を送っていただけるかと思っていたら、標本室の写真。
昆虫は写っていませんが、奥の席にいるのがユタ州立大学で教鞭をとり、特にハチ目の権威の一人James Pitts教授。
「クモを狩るハチたち」の章の筆者、清水晃先生(首都大学東京)が今年2019年の2月に訪問した時の写真。
教授が実験室兼標本室で研究中のようすのものです。
研究室というと暗いイメージですが、自然光がふんだんに入ってくるような設計で、観察をしやすくする狙いでしょうか。
清水先生は教授の真ん前の席で1週間ほど研究してきたとのこと。来年2020年の1月にも訪問し研究してくる予定とお聞きしています。
本書『寄生バチと狩りバチの不思議な世界』で触れる種の標本写真も、その際に入手できるとのことです。
世界的にもトップクラスの重要な標本室のようであり、楽しみにお待ちします。