「多様性、進化から改変まで~魚の研究最前線」
場所:東京大学理学部二号館講堂(本郷キャンパス)
日時:2019年8月16日(金曜日) 13:30-17:00
http://physiol.aori.u-tokyo.ac.jp/kanda/sakanasympo2019.htm
上記の日程で、本書の発売記念シンポジウムが開かれました。
編者の神田真司先生、東京大学大学院理学系博士課程の加用大地様、富原壮真様に世話人になっていただき、100人ほどの聴講者の方々に集まっていただきました。
・おさかなの多様性、あんな魚こんな魚(飯田敦夫・京都大)
・海から川へ!魚から分かってきた適応進化のしくみ(石川麻乃・遺伝研)
・魚はなぜ魚なのか-古代におこった魚の形の進化(矢野十織・慈恵大)
・ゲノム編集技術で迫る魚の不思議(安齋賢・基生研)
4人の演者の方々の発表を中心に、『遺伝子から解き明かす魚の不思議な世界~水面下で起きた4億年の進化物語』の内容を解説しつつ、調査の実際、研究の根底にある思想、なぜそのテーマを扱うに至ったのかなど、本だけではわからないエピソードを紹介していただき、終始楽しく笑い話も交えながら進行されました。
その後の懇親会も、世話人の方々に盛りだくさんのお刺身など調達していただき、とても楽しい時間を過ごせ、ありがたく思います。
世話人の先生方はもちろん、演者の皆様、聴講者の皆様、お忙しい中、足を運んでいただきまして、心からお礼申し上げます。